SOME FISH? SOME FROGS! 2012 The Final ~蛙達の宴~

7月21日(土)。
昨年の6月23日からスタートし、全6回に渡る予選を勝ち抜いてきた5組のバンドがこの日、
渋谷club asiaにて激突する“宴”がついに開かれた!

MCには、7月4日に1st maxi single 『Sister』をリリースしたばかりの
Brian the Sunから白山治輝!
そして、女優・モデルとして活躍中の杏野さちを迎え、
息の合った進行で開幕前のフロアを盛り上げていた。

そして17時30分、いよいよ開幕!
まずはVol.2ファイナリスト、NaNaShi-ナナシ-の登場!

(Vo,Key)sakuhoの伸びやかな歌声は健在!
この日唯一の女性ヴォーカルがオープニング華やかに飾ってくれた。
(Dr,Per)芦川和樹との息もピッタリで、
やや殺伐気味だった決勝大会の雰囲気を解きほぐしていく。
「みんなの心が晴れますように」
そう言いながら2曲目『ミソラ』に入ると、ふわふわとした心地良い存在感に包まれる。
この日は新曲まで披露!「“雨”って感じの曲」と紹介していたが、景色が目に浮かぶようなナンバーだった。
「しっとりしっとりではなく、こういうのもあるんですよ」
最後は『ニジをまたぐ』までの4曲で、NaNaShi-ナナシ-の世界を余すところなく聴かせてくれた。

NaNaShi-ナナシ- official HP
http://47.xmbs.jp/Nanashiii/

 

OLD JOE

登場するなり、雰囲気は一変!
「……盛り上がっていいんだぜ?」
オープニングのジャムから(Vo)河西洋介がステージ狭しと動きながらオーディエンスを挑発する。
すかさず2曲目『Manhattan Subway』へ!
会場の熱気は急上昇!
激しいナンバーを叩き込んだあとは『ささやき』へ。
ミディアムナンバーをしっかり聴かせた後はまたまた一転!
ド重厚ベースラインに被せるように河西が問いかける。
「つかぬことをお伺いしますが、『わるいくすり』は好きですか?」
そのまま4曲目『わるいくすり』へ。2ヶ月振りのLiveとは思えない。ノらざるを得ない。踊らざるを得ない。
「そんな退屈な顔をするためにここへ来たのですか?それはロックンロールへの冒涜だと僕は思う」
揺れるフロアに向けて、河西が放った言葉が終演後もずっと頭の中に残った。

OLD JOEは現在、精力的にLiveを行いながら、レコーディング中とのこと。
9月に発表予定のmini album&レコ発ツアーを待て!

OLD JOE official HP
http://66.xmbs.jp/oldjoe/

 

さらばルバート、空を飛ぶ (Vol.3 ファイナリスト)

1曲目『あ゛ああ゛ぁあ゛あぁぁあ゛』の1音目で(Vo,Gt)近藤憲太のギターの1弦が切れてしまう超絶ハプニングが発生。
そんな緊急事態にも、メンバーの誰一人として動ずること無く、むしろカバーするかのように、
(Gt)桐ヶ谷が激ソロをブチかまし、(Ba,cho)中山太一と(Dr)田中航が変則グルーヴをうねらせる!

失うものは何もないとばかりに開き直ったのだろうか、ただでさえパワフルな近藤の歌声がよりラウドに!
が、3曲目『345番目の倦怠期』では突然、演奏が止まる。
時が止まったかのように、近藤以外のメンバー全員が微動だにしない。
10秒経過。近藤が一旦水分を補給し、再びマイクスタンドに戻る。
15秒経過。まだ動かない。
20秒経過。突如、気が振れたかのようにプレイを再開!

どこまでが理性で、どこからが狂気なのか。
緻密に制御されているのはステージングだけではない!
覚えやすいメロディラインの水面下では、何層にも重なった変拍子や鬼フレーズが組み込まれている。
聴きこむほどに飽きない謎めいた曲だらけで、正式な音源化はまだか!と待ち遠しくなるほどのステージだった。

 

PARADE (Vol.5 ファイナリスト)

Vol.5予選、Vol.6ゲスト、そしてこの決勝と、SF?SF!では3連続で彼らのステージを観ていることになる。
1曲目『プリシア』からお馴染みのナンバーがキラキラと飛び出してくる。
「(当大会のサブタイトル・蛙達の宴を受けて)蛙と言っても、尻尾が生えたばかりの蛙」と、
やや謙遜めいたMCをカマす(Vo)萩本あつしだが、あり余る自信の裏返しからくるセリフだろう。
決勝大会の各バンドの持ち時間は25分間。予選よりも5分長い。
このため、『Sister Tomorrow』『LAYNE』『Happy Downfall』をじっくりと聴くことができた。
UKロックの継承者としての魅力に加え、音楽そのものへの愛情がヒシヒシと感じられるステージングだった。

自ら「宝箱のようなアルバム」と紹介していた彼らの1st 自主制作アルバム『PARDE』は
公式サイトからも購入可能!

PARADE official HP
http://rollingblues.nobody.jp/

 

℃フーズ (Vol.6 ファイナリスト)

音楽と書いて「楽しい音」。
それを体現したのがこのバンドだ。
ついひと月前が彼らのLiveの初見だったのだが、
その弾けるようなパワーに魅せられたオーディエンスとの一体感が素晴らしい。
(Vo,Gt)根反慧が言う。
「人、人、人……人多すぎだろ!」
結成してまだ日が浅いバンドだというのに、この集客力は何なんだろう。
定番『On the Beat』から4曲目『オーギュメント』まで、“ミシェウ”こと関口一(Key)が
奇妙キテレツな踊りでフロアを大いに沸かせる!
『気がつけば春』を「最後の曲です」と紹介するや否や、「エーッ、まだ来たばかりなのに!」と返ってくる。
オーディエンスとの呼吸はバッチリ。……つくづく、お客さんに愛されているバンドだ。

℃フーズ(シーフーズ)official HP
www.the-seafoods.com/

 

Brian the Sun (GUEST)

それまでMCとして、2時間あまりの長丁場を務めていた(Ba)白山治輝がステージへ。
ベースを持った途端、表情が一変する。やはりパフォーマーの方が輝きがダンチだ。
ゲスト出演だが、そんな傲りは微塵もなく、むしろ挑戦者の姿勢で臨んでいる感じのステージング。
「音楽をやろうと決意したときに作った曲」
(Vo,Gt)森良太がそう前置きして披露したのは、
『Naked blue』
……最近のLiveでは中々聴けないレア曲!
今でこそ全国デビューを果たした彼らだが、
彼らもまた『閃光ライオット2008』を始め、幾多のオーディションを経てここに立っている。
今夜出演した5バンドへの、彼らなりのエールだろう。
スピード感あるステージングは文句なし。バンドの勢いというのは、こういうモノなのだろう。
ワンマンライブに向けて、調整は万全そのもの!

Brian the Sun、レコ発ワンマンライブ決定!

8/5 (日) 大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
OPEN 17:00/START 18:00
前売¥2000/当日¥2500 (ドリンク代別)
CHECK!→SOME FISH? SOME FROGS! TV

8/12(日) 渋谷 club 乙-kinoto-
OPEN 17:00/START 18:00
前売¥2000/当日¥2500 (ドリンク代別)
CHECK!→SOME FISH? SOME FROGS! TV

Brian the Sun official HP
http://www.brianthesun.com/

夏の夜の第一陣を彩ったSOME FISH? SOME FROGS! 2012 The Final ~蛙達の宴~
この夜は来場オーディエンスの投票を即座に集計し、イベント終了直後に優勝バンドが発表される異例の事態になったのだが、
正直どのバンドのパフォーマンスも甲乙つけがたく、投票結果はまさにデッドヒートとなったようだ。

そして、SF?SF! 2012年度 最優秀アーティストの栄冠を勝ち取ったのは
さらばルバート、空を飛ぶ !
開幕早々のトラブルをモノともしない、鬼気迫るステージングが印象的だった。
パフォーマンス一発で評価が一変するのがライブイベント最大の魅力だ。
これこそが、現場の「空気」を共有しないと絶対に味わえない、スペシャルな経験なのだ。
Congratulations!

そして会場には、
iPad/iPhoneの専用アプリ、KONAMI jubeat plusの試遊ブースがあり、かなりの賑わいを見せていた。
Brian the Sunの曲がjubeat plusに採用されたご縁なのか、開発者の清野秀行氏が開演前のステージに登場する珍しいシーンも見られた。
その盛況ぶりを見ていると、ロックイベントとゲームイベントが融合する新時代の到来を予感させた。
jubeat plus official HPはコチラ!

大会の様子をもう一度見たい!見逃した!
という方は、
ニコニコ動画のプレミアム会員なら、7月28日までタイムシフト視聴可能!
pointblancチャンネル “SF?SF!TV”はコチラ!
SOME FISH? SOME FROGS! TV

SOME FISH?SOME FROGS! 次は一体何を仕掛けてくるのか。
今後の展開からも目が離せない。

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