SOME FISH? SOME FROGS! Vol.5 LIVE REPORT
春到来!新年度、新生活……何かが始まる季節ですね!
そんな中、新人バンド発掘イベント SOME FISH? SOME FROGS! は着実に、したたかにVol.5を迎えました。
今回は5組がエントリー!

まずは ささやかな が登場!
バンド名からイメージしていた先入観とは裏腹に、いきなりアグレッシブなパフォーマンスを披露!そこに「ささやかな」印象はありません。(バンド名の由来を後から知って納得)
マツガミ(Vo/Gt)の前がかりな攻撃性と、それを制御するコジマ(Ba)が対照的で、コントラストの強いパフォーマンスが印象に残ります。ヒリヒリと灼けつくようなスピード感あふれるサウンドを披露してくれました。
恒例の質問「自分達の音楽を魚に喩えると?」という質問には、「秋刀魚。安価で美味しいから」と答えた彼等ですが、果たして本音なのかどうか。あなどれないバンドです。

続いては SUZUME TUNE
本拠地・蒲田の空気をギュッと圧縮したような、ギラギラしたワイザツさが光ります。
肉食系と呼ぶことすら生易しい、佐藤康子のマッシヴなヴォーカル!その後ろで中澤美優(Dr)がひたむきにビートを叩きこむ中、両翼を固めるのは♂陣。安室裕之(G)、広沢健太(Ba)が野郎臭さを武器に対抗!この夜は時間の都合で叶わなかったものの、拡声器を本格的に使ったパフォーマンスも是非観たいところ。
最後に披露した“Mystery Circle”は、純正の蒲田産と呼べる珠玉の一曲といえるでしょう。蒲田のスズメは夜に啼く!

3組目は room free fall
fumi(Vo/Gt)、soichiro(Ba)、kaz(Dr)から成るスリーピースバンド。
伸びやかなメロディラインと、耳に残るリフをバックに、fumiの声が澄み渡ると、会場の空気がゆっくりと変化していきます。
1曲目『ココロ』から展開するのは映像的な世界。風景画の展覧会に迷い込んだような……。そしてコーラスワークは必聴です!そのコーラスを支えるのはドラムのkaz。MCでも会場を沸かせていました。
自らを魚に喩えると?の質問には「鮎」と答えてくれたroom free fall。なるほど淡水魚。澄んだ水が似合います。

4組目は A.symmetry
神田龍司(Vo/Gt)、澤田一平(Ba)、田間太佑介(Dr)の3人編成。
のっけから出力全開!フロントの両サイドから神田龍司と澤田一平が、激しいアクションでたたみかけます。
口ずさみやすいメロディが特徴的で、2曲目『矛先』が図抜けてキャッチー!オススメです。
ホームタウンをモチーフにしたゆるやかなナンバー『夜明け前』も聴きどころ。ステージングもキャラが立っていて、一音に賭けるひたむきさが伝わってきます。
彼らが自らを喩えた魚は「ベタ」。きらびやかな熱帯魚であり、獰猛な闘魚です。観賞用だけではない、ということでしょうか……?

そしてVol.5のトリを飾ったのは PARADE
「ふてぶてしい!」
ステージ上ならむしろ褒め言葉。
萩本あつし(Vo)、吉田巧(Gt)と畑裕介(Gt)、米山弘恭(Ba)、大井一彌(Dr) の5人編成のバンドです。
ヴォーカリストの萩本あつしを筆頭に、攻撃的なサウンドを展開!まぁアツいことアツいこと。
清々しいほどストレートなサウンドを聴かせてくれました。
20分で何と5曲を連続で叩き込んだ彼等。まさにNice actです!

次回Vol.6は6月23日(土)開催!会場は蒲田CLUB TOP’S!
そして7月21日(土)、渋谷 club asiaで決勝大会!
新しい音が生まれる現場に、是非お越しください!

(文;森山歌林 写真;2k1r5 / http://www.2k1r5.com/)

-BACK NUMBER SF?SF! Vol.4 Review-